猫を離せない総長さんの話Ⅰ




なんとかしてマンションについた私たち。

「おい、大丈夫か、死なないでよ?」

だんだんと元気がなくなる雅圭人に心配になってきた私は声をかける。


「こんなんじゃ、しなねぇよ。」

フッと笑いながら言うけど表情は辛そうだ。


「あいにくだが、けが人を治療したことはない。どうすればいいか教えろ。」