「翠ー、疲れた」

そうやっていってましたから見上げてくる圭人に、今日はなぜか壊れそうなくらい胸が高鳴って。


「翠、今日やばいほど綺麗。」

…やめてよ
今そんなこと言われたら、私は。

「圭人だってとても素敵だった。」

この気持ちに気付いてしまうから。