猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「圭人のお父様でしたか。お世話になっています。…圭人さんは何も話してくれないのでとても驚きました。」


恨めしそうに見ると、圭人は悪びれもなく

「お前も同じだろ。」

といってはた、ときづく。