猫を離せない総長さんの話Ⅰ



そう。
昨日突然行くぞっと言って連れてかれた高そうなヘアサロン。

はてなはてなでついて行くと待合室みたいなところで待たされて。

「け、けーと…す、すんごく、素敵。」

この私が衝撃を受けてどもってしまうくらい。

「…やめて照れる。でも嬉しい。」

ほおを染めて私の頭を撫でる圭人は


衝撃的な素敵さを誇った黒猫に変身していました。