猫を離せない総長さんの話Ⅰ



「あ、け、圭人さんうっす!」

「ん。」

そんな中したっぱ?たちはチラチラと私を見る。

ですよね。
私場違いですもん。

そんな中圭人の隣を歩いていると圭人が思い出したように言った。

「あ、コレ、俺の猫。」

「「「「お、おす!」」」」

オスじゃないわよ!

「あ、それと、青姫にした。」

「「「「お、おす」」」」

…って。

「は?」

あんたたちもおすじゃないでしょ。

いや私初耳です。
青姫とかかっこいいけど、

いやそういうもんだいじゃない!