猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「け、圭人!」

そのまま思いっきり抱きつかれる。

「…よ、よかったぁーーー。」


耳元に安心しきって喜びさえ浮かべる圭人に思わず笑みがこぼれる。


「ありがと」

そう言って私からもぎゅっと抱きつく。

私は圭人の事が好きなのかもしれない。

いや好きなんだろう。

それは、気の許せる人として?それとも

男として?