猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「嫌で仕方がなかった。まだ中2だったし、恐怖もあった。
勇太の与える行為はただ欲望を満たすだけみたいで、怖かった。

もうおしまいって思った時だった。

ガチャ…

どあのあくおとがして助かったとお待った。

間違いだったんだけどね。

そこに立ってたのは憎悪を瞳に浮かべた夏帆。
大方ってか100%私に向かってね。

私達の関係が崩れた瞬間だった。