まったく。
近頃の男はなってない。

そんなことを考えながらメガネを見ると、この男もまた不快そうな顔をして私の腕を離した。


「青だからとか、そういううわべで判断するやつ、本当無理だから、もう俺らの前に現れんなよ。」


そう言い放って、図書室に戻って行くメガネ。


…だから。


「うわべしか見てない馬鹿はどっちだよ。」


小さく呟いてその場を去った。


目的達成ってとこか
明日から落ち着くといいけど。