猫を離せない総長さんの話Ⅰ




何回この腕、掴まれればいいのかしら。


私は黙りこくったまま、水城の教えてくれた護身術を発動して腕をはらった。

少し目を見開いたいけチャラだけど

「俺と付き合えよ。」

しつこい。