雑用でもやらされるのかとため息を着きそうになっていると、おもむろに振り返ったいけチャラは不敵に笑っていた。 「なぁ、お前らどういう関係?」 は?誰と誰? 黙っていると察したのか、お前と雅だよと付け加えられる。 「話ってそんなことですか?」 一応先生なので敬語を使って聞くと、いけちゃらの口がゆがんだ。 「なぁ、俺と付き合って。」 「………。」 呆れた男。 踵を返して部屋を出ようとすると、腕を強く掴まれる。