「とりあえず自己紹介しようか。」

にこやかにそう切り出したのは地毛茶。

「俺は水城樹、副総長やってる。」

地毛茶がなんか圭人が言ってた水城か。

「滝口、翔」

「河瀬匠」

滝口が赤茶で河瀬がメガネ。

よろしくするつもりなんてないから覚えないけれど。

とくに赤茶もとい滝口。
仲間思いなのは結構だけども態度が気に食わない。

たとえ圭人の仲間でも!

メガネは一応誠意を見せてくれたからまぁ、うん。