猫を離せない総長さんの話Ⅰ




校舎に入ると、私たちの姿を見た生徒たちは皆ことごとく、一瞬の沈黙の後に


「誰よ!あの子!」

「めちゃ綺麗な子じゃん!あんなこいたか?」

「圭人さん!誰なんすか!」

こう言ったように騒ぐ。

前とは違った騒音に頭を痛めながらも顔に出すことはなく、ことごとく無視してあるいた。