「綺麗だな。そっちのがいい。」


そうやっていって頭を撫でると珍しく顔を真っ赤にして固まってしまった。


「…照れてる?」

身をかがめ、目線を合わせて言うと

「って!」

思いっきりデコピンをくらわせられた。

「お前、それ好きだね。」

ひたいをさすりながら言うと

「あなたが変なこと言うからでしょう。」

とブスッとしながら言う。