猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「疲れてそうだし、食べて、風呂行って早く寝ろ。明日学校だぞ。」

世話焼き圭人はそう言ってお弁当を差し出し、自分も同じものを食べ出した。


さっさと食べ終えるとお湯を張りに行って、とフットワークの軽さを見せつけられた。


料理できれば完璧ね、と思ってやっと食べ終えると、お風呂に入って寝る準備満タンとなった。