「朝抜くなんてだめだぞ。朝昼晩しっかり食べるんだ、お前今育ち盛りだぞ。」 お前のところでビシッと指を指して言う。 「俺、ちゃんと成長してるし。」 頭の上で手をひらひらさせてアピールしてみる。 「そういう問題じゃない!」 そう言ってブスッとする翠の顔は意外と近く、背の高さを再認識した。 「お前、身長いくつ?」 「…168だけど。」