猫を離せない総長さんの話Ⅰ



寝ぼけてるっぽい圭人をほかって部屋に向かうと、大量的にあるぶどうジュースをグラスに注いで飲む。


「あれ、美味しい。」

思わずつぶやきながらちゃっかり持ってきた苺大福を朝ごはんにしてかぶりつく。

「おいし。幸せ。」

今日食べないとやばそうだし、とパクパク食べ進める。

こんな幸せは滅多にないもんな。

今日も買い物だし長い一日になりそうだ。