猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「猫ちゃんがお眠だからもう寝ようか。」

完全に子供扱いってか猫扱い。


「…おやすみなさい。」

ソファの上で丸くなろうとする私。

「違う、あっち」

不服そうに寝室を指差す圭人。

「いやって言ったけど。」

「ダメ。」

今思ったけど、圭人無口というか、口下手なだけじゃ…
あまり文章で話さない気がする…

なんてよそ事を考えてるうちに。