猫を離せない総長さんの話Ⅰ



「ちょっと!」

「何。いれて欲しいの。わがままな猫だ。」

「け、けっこうだ!」

な、なんてやつだ!
むすっとして荷物から用意を出すとお風呂場っぽいところに向かった。


しゃんぷーやらなんやら使うのは気が引けたけど、持ってきていないので仕方がなく。

いつのまに準備したのかお風呂が湧いていて、浸かるのが好きな私はためらいもなく足を入れた。

が。