猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「え、ほんとぉ?♡でもー、まだ前の学校の人達とお約束たくさんだから、ちょっとまっててくれるかなぁー?」


上目遣いで悲しそうに言えば…


「俺待ってるよー♡」


といって興奮しながら男たちの中に戻って行く。


その男の集団たちが私をチラチラ見るのは、あの男がことの経緯を話しているからだろう。


…これから毎日お誘いが来ると思うと、自分で蒔いた種とはいえ、ため息をつきたくなった。