猫を離せない総長さんの話Ⅰ



「……なに」

反論は受け付けないとばかりの声音にやっぱり笑がこみ上げてきて。

「ありがとう」

心からの笑顔でそう言った。


「べ、別に!」


なぜか顔を赤らめてそっぽを向く圭人が可愛くて、頭を撫でると、もっと顔を赤くして、面白くて笑ってしまった。