腕を掴まれた翠の顔は蒼白でカタカタと異常なほど震えていた。 俺の猫いじめんなよ。 男の手を引き離して腕の中に収める。 やっぱり震えていて、小さくいや、助けて、けーとっと、俺の名前を読んでいた。 優しく抱きしめながら、ここまでにした男たちに怒りが募る。 「てめぇにかんけえねぇだろ!」 そう吠えた金髪の男に抑えてた怒りが爆発した。 「消えろ」 てめぇにいちばんかんけえねぇよ。 本当は殴ってやりたかったが、すいのそばを離れてはいけないような気がしてやめておいた。