待たせるのも悪くて速攻選んで会計を済ませた。
派手なのもたくさんあったのだけれど、恥ずかしくて見ることもはばかられ。
白にレースがあしらわれたもの、桃色に白で刺繍がなされたもの、もうひとつはサテン素材のシンプルな黒の下着を選んだ。
外に出て圭人の姿を探すと、なにやら人混みができていて。
「ご、ご愁傷様。」
とおもわずつぶやいてしまうほど。
どうやら女子のみなさんに囲まれているようだった。
そうだ、そんな男に捕まったんだ、と再確認すると同時に
…どうしよう。
と途方にくれていた。
見捨てて去るにも行き場がないし、今荷物のほとんどはあいつの元に。


