猫を離せない総長さんの話Ⅰ



…………。

「私は着せ替え人形じゃないのだけれど。」

次々と渡される服に渋々着替える。
はじめは抵抗してたけど、不機嫌そうな圭人の目には反抗することができず…、

私、弱い…

そんな自分を情けなく思いながら着替えるのだけど、どれも素敵で、私も女子高生なわけで、たくさんの服を着れるのは少し嬉しかった。


「…コレ全部とそこの靴3セット」

は?

「かしこまりました。」

笑顔の素敵な店員さんはそう言って、圭人の気に入ったっぽい服と靴を持って去って行った。

「…別にいらな「いる」…。」

なんなの…わがまま…

「俺、よく外出るし」

「そう。私には関係「ある」。」