「準備したいから離して。」 「…チッ」 解放された私はTシャツにハイウエストデニムスカートにさっさと着替えて、昨日もらった苺大福を食べようと箱から取り出す。 ぽってりとした大福は本当に美味しそうで、見ているだけで幸せな気分になる。 「そんな好きなの。」 よほど嬉しそうだったのか、圭人が呆れながら聞いてきた。 「大好き。」 そう答えてパクリとかぶりついた。