「凛、姑みたい」 笑いながら翔が言うと、 「な!?姑じゃないもん!!第一結婚なんてまだ認めてない!!」 と顔を赤くして凛ちゃんは怒った。 「はいはい。じゃ、行ってくるからいい子で待っててよ。そしたらいいことあるかもしれないから」 翔はあたしの手を握って玄関へと歩き出す。 もう片方の手には部屋に置きっぱなしにしてあったあたしの鞄が握られていた。 「・・・・・いってらっしゃい」 凛ちゃんは小さな声で言ったけど翔にはちゃんと聞こえてたらしく、 「うん。行ってくるね」 と笑って返した。