「すまん。
もう、好きじゃないから」

出会ったカフェにて。


彼女は笑って、
「私もそう言おうかと思ったの」、と
新しい男を隣に連れてカフェを後にする。



残った冷めた、自分の珈琲は何故か甘い味が口に残った。






Fin..!