どれくらい時間が経ったのだろうか。 実際はほんの数分ってとこだろう。 しかし今の俺には、数時間、数日、いやもっとそれ以上に感じた。 「……っひっく……ぐすっ。」 志織は赤くなった目をこすりながら、いきなり立ち上がった。 それから真っ正面から俺と向き合った。 その目には憎しみがこもっていて。 「……醜い。」 ミニクイ。心からそう思ったんだ。