ジンは言った。




桐花<ただ者じゃないわよね>



ジン<本日は偵察です。失礼しました>




海<待て!>





ジン<私は時間を守ります。主が怖いので>





海<ま―――>





ジン<早乙女様は愛しいです。壊します。ごきげんよう>




ジンは霧のように姿を消した。




全員、呆然とする。





ハヤテ<―――――――――――――――!>





海<ハヤテ、大丈夫?>





ハヤテ<大丈夫。あまり重症じゃない>





桐花<あんた、血だらけよ!>




ハヤテ<俺たちは、強くならないといけないな>





海<ハヤテ>





ハヤテ<大切なモノを守るために>





アリス<良いこと言った!>





斗真<特訓しましょう!>





エリ<そうそう!>





麗<ハヤテさん、傷を治します!>





ハヤテ<ありがとう>