そして、



<<<疲れた>>>




全員、呟いた。





リン<桐花ちゃん、大丈夫?>





桐花<いくら、呪いが来ないといえ、少しドキドキしたわ>





アリス<キリカは>




健斗<桐花ちゃんは、人の記憶を読み取れるんだ。鮮明に>





斗真<わかりました?>





桐花<いつの間にか、呪われたの>





サラ<いつの間にか>





桐花<呪いの記憶はない。一時的な時間を消したなんて、よっぽど強い人だわ>





ハヤテ<不明? >





桐花<でも>





リン<二人も、何か感じた?>





海とハヤテを見て尋ねた。





健斗<二人とも>






海<終焉が近い?>





ハヤテ<俺たちの邪魔になる>




麗<早乙女さんのせいで、終焉が――――――>






アリス<呪いでな>





玲<なんと言うか>





海<オレとハヤテを殺すかもしれない?>





リン<わからないんだね>






全員、言葉が出なかった。





桐花<風雲急が来たって感じね。ダークサイドかしら?>




桐花の呟きは、全員の心情を代弁していた。