彼、吉行恭哉君は我がバスケ部のエースである。





茶色に染められ短髪の髪は、太陽の光をうけると綺麗なほどに輝き。





形のいい唇、シャープな目、とパーツの整った顔。





女子がほっておくはずもなく、正真正銘のモテ男である。しかし、現在は幽霊部員。





そしてこの私は、そんな吉行君を部活に毎日誘っているバスケ部マネージャーの浮島桃花です。





彼がさっき言ったように、めっちゃ暇人です。悪いか!!(クワッ!!)





『とにかく部活に行きましょう』





「何がとにかくなわけ??」