岡部の隣りには、岡部の友だちらしき女がいる。 西田もそれに気づいたようだった。 「お〜い!!!!」 西田は大きな声でふたりを呼んだ。 「お、なになに??」 「西田、どうした??」 ……クラスのヤツらが反応し始める。 西田がもういち度叫ぶと、ふたりは俺たちに気づいたようで、こちらに向かってきた。