「あ……」 大石くんの気持ちは嬉しい。 でも、あたしは……春くんが好き!! 「大石くん。あたしのこと好きになってくれて、ありがとう。でも……あたしは、春くんが好きなんだ。だから……ごめんなさい」 あたしは、大石くんに頭を下げた。 「うん、いいよ。そう言うと思ってたから」