他の男なんかにとられないように。 「春くん、離して……!!」 いちごは急に抱きしめられて、少し怒っているようだった。 だけど俺は気にしない。 なんか……もう、ダメなんだ。 いちごが可愛すぎて愛しすぎて、俺はもうおかしくなったんだ。 「……ああ、ほんとおまえってちっちぇな……なんか、ぬいぐるみでも抱いてるみてぇだ」