「紘がメモメモ~!!ねぇ…」


何かニヤニヤしてる麗奈ちゃん。


「麗奈ちゃんは、変態…?」


紘君に聞くと、ニコニコ笑ってるだけ。


「誰が変態ですって!?え"ぇ!!」


麗奈ちゃんは、私のほっぺたをムニュ~と左右に引っ張る。


「ご…めんにゃさい~!!」


そういうと、ピタッと麗奈ちゃんの動きが止まった。


「れいなひゃん…?」


麗奈ちゃんは、パッと手を離し、鞄の中から作り物の猫耳としっぽを持って来た。


そして、それを私に……………装着。


っ!?


「麗奈ちゃん!?なになに!?」


麗奈ちゃんは、私を見て「完璧!」とか言ってる。


「ニャーって言ってみな、小猫」


小猫!?


私は、小鳥だよぉ!?


「ほら、早く」


「にゃ、ニャー?」


疑問系になりつつも、最後まで言った。