「やけどしてるわ!」
「ひどい怪我よ!」

ざわざわと集まるアメリカの人々。

俺はその人たちを見渡し、ホッとした。
あの、先輩の元カレの手下とかはいないようだ…。

「松本くん、大丈夫?」
はい。