直が呼んできた医者が、ICUの中に入って軽く検査をする。
程なくして出てきた医者は、「もう大丈夫ですよ」と笑顔をみせた。
本来なら家族だけが入れるICUへの入室も許可してくれた。
春輝の家族はいねぇってのと、毎日通っていた俺たちのことを見ていた医者が気を利かせたらしい。
半透明の自動ドアをくぐり抜けてすぐに、看護師に面会用のガウンとマスクをつけるようにと促される。
気持ちが急いていた俺たちだったけど、飛鳥がガウンを裏表を逆に着たり、マスクを正反対のまんまでつけたりして呆れたため息をこぼした。
用意された通りにそのまんまつけてたらいいのに、どうしたらそんな風になるんだ……。
看護師に説明を受けている飛鳥を置いて、俺たちは春輝のもとへと向かう。
一歩一歩近づくたびに高鳴る鼓動。
春輝がこっちを見てる。
白い髪がベッドのシーツに広がり、あの紺色の瞳は俺を捉えて離さない。
やがて、飛鳥の走る音が聞こえたときには、俺は春輝が横たわるベッドの横まで来ていた。
程なくして出てきた医者は、「もう大丈夫ですよ」と笑顔をみせた。
本来なら家族だけが入れるICUへの入室も許可してくれた。
春輝の家族はいねぇってのと、毎日通っていた俺たちのことを見ていた医者が気を利かせたらしい。
半透明の自動ドアをくぐり抜けてすぐに、看護師に面会用のガウンとマスクをつけるようにと促される。
気持ちが急いていた俺たちだったけど、飛鳥がガウンを裏表を逆に着たり、マスクを正反対のまんまでつけたりして呆れたため息をこぼした。
用意された通りにそのまんまつけてたらいいのに、どうしたらそんな風になるんだ……。
看護師に説明を受けている飛鳥を置いて、俺たちは春輝のもとへと向かう。
一歩一歩近づくたびに高鳴る鼓動。
春輝がこっちを見てる。
白い髪がベッドのシーツに広がり、あの紺色の瞳は俺を捉えて離さない。
やがて、飛鳥の走る音が聞こえたときには、俺は春輝が横たわるベッドの横まで来ていた。


