翼~開け放たれたドア~

「ま、お前普通の人とか女と違うからな。
…あ、悪い意味じゃないからな?
だから認めてんだ」

「秋人、お前なんでそんな上からもの言ってんだよ」

「はぁ?
いつもいつもでっけぇ態度とってる蓮に言われたくないんだけど」

「あ゙?俺がいつそんな態度とったよ」

「常にだろ?
喧嘩っ早いクセにそのほかには無関心。
その上いつもバカな発言してるしよ」

「はぁ!?おい秋人!!喧嘩売ってんのか!?」

「そう、そんなとこがダメだっつってんだよ」

「あ゙ぁ!?」

耳にビリビリと伝わってくる怒鳴り声と、身体中に伝わってくる殺気。

蓮が怒ってんのか。

まぁどうせいつものことだ。

このパターンだと、どうせ直が止めるだろ。

「…ほら、秋人は蓮を挑発しないで。
蓮もそれにのらないの。
……いい加減にしないと、また怖い目にあいたいの?」

「「……ごめんなさい」」

…ほらな。