~傍観者 side~
白い髪を閃(ひらめ)かせ、紺色の瞳で敵をとらえ、裁きを下すはwing。
白い髪が煌めく姿は鳥の翼を思わせ、強い闇が伺える瞳は何も映さない。
白い髪に隠された背中の片翼は鎖と十字架がじゃらつく。
口調だけからいえば男と考えてもいいが、長い髪は、彼女が女であることを表していた。
「ぐあっ…!!」
「か、は……っ」
殴る音と呻き声が倉庫内を埋め尽くす。
普通なら耳を塞ぎたくなるようなその音のなか、少女…春輝はただ1人無表情だった。
ふと気づけばあたり一面が血の海。
そのとき、ガチャリと扉が開く音がして、3人の男が春輝のほうへやってきた。
「…んだ、これ…」
男らは戸惑いを隠せずに、春輝へと視線を移す。
「wing…?」
出た声は無様にも震えていて、目には恐怖の色が滲み出ていた。
白い髪を閃(ひらめ)かせ、紺色の瞳で敵をとらえ、裁きを下すはwing。
白い髪が煌めく姿は鳥の翼を思わせ、強い闇が伺える瞳は何も映さない。
白い髪に隠された背中の片翼は鎖と十字架がじゃらつく。
口調だけからいえば男と考えてもいいが、長い髪は、彼女が女であることを表していた。
「ぐあっ…!!」
「か、は……っ」
殴る音と呻き声が倉庫内を埋め尽くす。
普通なら耳を塞ぎたくなるようなその音のなか、少女…春輝はただ1人無表情だった。
ふと気づけばあたり一面が血の海。
そのとき、ガチャリと扉が開く音がして、3人の男が春輝のほうへやってきた。
「…んだ、これ…」
男らは戸惑いを隠せずに、春輝へと視線を移す。
「wing…?」
出た声は無様にも震えていて、目には恐怖の色が滲み出ていた。


