翼~開け放たれたドア~

あの部屋を出てから、沢山のことを知った。

太陽の光が温かかったことも、学校という存在も。

私の罪が、どれほど大きいかということも…。

背負う覚悟なんてできちゃいないけど、それがあってもなくても背負うしかなくて。

私の仕事さえも、それを紛らわすためのことに過ぎなくて。

……過去から逃げることなんてできない。

わかってる。だからこそ、私は……。

せめてもの罪滅ぼしを。