「ほら」 手を差し出す楓 「…………?」 「ばか、手ェ繋ぐってこと」 ぐいっ 強引にとられたおれの左手 楓の温もりを伝えてくる そして、 「早く王子さまになってね そしたらあたしもお姫さまになってあげる」 「………ん おれ、頑張って王子になる」 だったら 「それまでお前が王子でおれが姫ちゃん?」 「そうゆうことになるね」 「ふは、なんだそれ」 でも、それはそれでいいのかもしれない それがおれ達の愛の形ならば 「これからもよろしくね?姫ちゃん」