「沙羅!!もうすぐ終盤だから沙羅、着替えて!!」 もう、終盤なんだ… モデルさんたちの服を確認していると時間なんてあっと言う間に過ぎてて、終わりがあるなんて思えなかった。 「あ。うん。この子の確認したら行く。」 「沙羅さん、かっこいいですね。あたしの憧れですよ。」 「あたしなんかを憧れにしちゃったら夏希ちゃん、先輩モデルさんに負けちゃうよ??ははっ」 「えー。そんなことないですよー。」 ただ誉めるという他愛もない会話をして着々と進む時間。