「ていうか、さっきから何かいてるの?」 「あ。服?ははっ」 美嘉は、ん?という表情であたしを見てきた。 「趣味だよ趣味っ!デザイナーのテレビが前やってたから受け売りでたまに描いてるの!」 「沙羅、センス抜群だもんねっ!!いっそうデザイナー目指したら?ははっ」 デザイナー? 「えっ!」 「だって…ピアノ…やめちゃったんでしょ?あらたな道、歩み始めなきゃ」 「デザイナーか…趣味で描いてるのだけなのに…」 「んで、あたしはアシスタントやるっ!!」 え?どこまではなしがすすんでるの?