「…おじゃまします…」 ふっっと和也は笑った 「誰もいねーからいいよ。緊張すんな。」 「お母さんは?」 「あー仕事仕事。」 和也のお母さんを見てみたかった気もあったから少し残念だった 「二階だから先いってて。俺着替えてくから。」 「あ。うん。」 二階にあがるとすぐに和也の部屋をみつけた。 写真がドアに貼ってあった 外国の子供がたのしく笑っている様子。 綺麗… これが綺麗なんだってすぐにわかった。