「和也?」 やっと少し落ち着いた。 ずっと和也はあたしを抱きしめてくれてた あたしが和也を呼ぶと少しだけはなれた。 「ん?」 「あたし、初めて。」 「…ん?」 「抱きしめられたの」 和也は照れたように笑った 「いちいち言うなよ。」 元気でた。あの中二の今日から泣いていなかった分、思う存分泣いた。 すこし?ううん。おっきなおまけもあったけどねっ。 「沙羅…俺もお前に話したいことあるんだ。」