まだかすかに手が震えていたため宿題も絵も書けずにあたしはベッドに横になった 和也… って名前なんだ… 今日、ついさっきまで和也とピアノを弾いていたことを思い出す あたし一人じゃ味わうことができない感覚の世界 和也の世界にあたしは満たされてた 優しくて、居心地のいいおんぷ達… また聴きたいな… 和也のピアノ あたしはそう思いながら深夜三時まで眠っていた 起きたらもう手の震えがなく安心してまた眠った