「沙羅(さら)さんッ!こっちの生地はこれでいいですか?」 「うーん…もう少し薄いのはない?」 「これだと透けてしまうかもしれませんよ?」 「沙羅ッ!こっちはどーするの?」 「沙羅ッ…」 中学生の頃偶然みたドラマの内容が今でも鮮明に残っている 自分がデザインした服で沢山の人が笑顔になる。 今はこの仕事ができる幸せがうれしい。 デザイナー。あたしのSecond dreamだった。