次の日の朝、センパイに会った。


センパイ、昨日はすいませんでした。

あ、うん。

それで、あのっ「俺のことキライなら喋りかけてくんなっ!」



せんぱい…………………………
やっぱり、怒ってるよね?!

教室につくとすぐ亜実にセンパイとのことを話した。


はー、そんなことが………

もう、次こそセンパイ諦めなくちゃ…っ

でも亜実はセンパイのことが好きなんでしょ?

好きだけど、嫌われてる。

ほーらー、ちゃんと訳話せば許してくれるって。

訳は話せないよ、だってあたしの気持ちがバレたら、センパイきっと困る…

だーかーらー、告らないのにあきらめてどーすんのって言いたいのーっ
納得のいく諦めにするためにもさっさと告りなよー

柚那にはわたしの気持ちなんてわかんないっ

ちょっと、なにその言い方………

あ、ごめん…
恋愛って嬉しいことばっかじゃないね…
恋があたしを弱くする………………

それでもがんばりなっ
わたしは、いつでも亜実の味方よっ!

ありがと。
明日、告る……………………かも。

告るかもってー、心配ないから、わたしがついてるっ

ほんとに、ありがとね。



あたしは、決めた。
明日、センパイに告………………………る