君の王子様になるために



「だからっ…」


「ん~ちゃんと言ってくれな分からへーん」




今度は俺が駄々っ子。



それに観念したのか弥生ちゃんは口を開いた。




「だから恥ずかしいとか釣り合ってへんとか思うのに、姫が小林さんとおると嫉妬しとったの!」





あかん、墓穴掘った…。




「ちょっ姫、うち言ったやん!」


「えぇからちょっと黙っとって…」





そんな可愛いこと言われたら、抱きしめるしかないやろ。




嬉しくて、顔がニヤけるわ。