僕達の冷たい戦争

~照屋家にて~

辺りは、月が海を照らして静まり返っているとゆうのに、家はまだ灯が付いていた。
大樹「しっかし、健太ん家のかーちゃんの飯は、日本一だなぁ。
それに、若くて美人ときたもんだなぁ。」
そう言うと大樹は、御飯を美味しそうに、ほうばった。
健太「飯は、うめぇけど怒ったら角出して鬼婆になるでぇ」
健太が人差し指で角を作り、ちゃらけた。
「馬鹿言ってんじゃないよ!」
べしっ
健太と涼太の母親が、頭をひっぱ叩いた。
「あんたが、母さんを鬼婆にするんじゃないか!少しは、涼太を見習いな!!!」
健太「ってぇ」
健太は、自分の頭を撫でた。
舞美は、くすりと笑った。
母親「ゴメンねぇ
うちの子馬鹿でさぁ、親の言う事聞きやしない。」
舞美「いいぇこちらこそ、こんな美味しいご馳走を頂いてしまって…」
母親「ご馳走って言っても殆ど、うちで育てた野菜や豚だからね。お口に合ったかい?」
母親がお皿を片付けながら、言った。
舞美「はい。とっても美味しく頂きました。」
母親「そうかい。なら良かった」
母親は、お皿を流しに運んだ。
舞美「あっ私も手伝います。」
舞美は、立ち上がりお皿を重ねた。