僕達の冷たい戦争

ドアが閉まったと同時に、5人が輪になって集まった。
秀『おい、どういう事だ』
和『忘れ物じゃない?』
幸喜『違うだろ。』
健太『そんなのは、どうでもいい!』
大樹『そうだ。どうでも良いんだ』
和『………何さぁいきなり』
健太『いいか、今彼女は何故か掃除を手伝ってくれている』
和『うん』
健太『そして、御礼を含めて歓迎会を開こうっていう話に仕向けるんだ』
秀『なるほど……完ぺきな作戦だ』
和『なんかうまく行きそうだね』
幸喜『それで、誰が仕向けるんだ?』
『………………』
幸喜の一言に皆が硬直した
健太『そりゃ……なぁ大樹』
大樹『お、おぅそりゃ………』
視線が大樹に集まった。
大樹『涼太しか居ないだろう』